四国八十八カ所霊場22番札所 平等寺

2019年4月5日

 

四国遍路

四国遍路をご存知でしょうか?弘法大師空海の足跡を辿り、八十八ケ所のお寺を巡拝することです。四国には年中国内外から参拝客が訪れています。
特に初や秋はお遍路さんの多い時期。毎日のように朝早くから歩き遍路さんを見かけます。田んぼや畑で農作業している人たちが道を聞かれるのは恒例です。四国巡礼は車を使ったり、ツアーに申し込んでバスを使ったり。バイクや自転車、歩いて巡っている人もたくさんいます。特に外国人のほとんどは歩き遍路さんです。アジアからだけではなく、仏教信仰の国じゃないヨーロッパや北米からも訪れています。日本では1950年代にはバス会社がお遍路ツアーを始めたこともあってバスや車で巡礼する方がとても多くて、納経所は大行列だったそうです。

私は阿南市で生まれ育ちながら、お遍路をしたこともなければ阿南市に札所がいくつあるのかすら知らなかった。もっと正直に言うと、そんなにお遍路のこともわかっていなかった(今でも難しい)。四国遍路は真言宗の開祖空海が始めたとか、右衛門三郎が空海を追って四国を巡ったことが始まりだとか言われているそうなんですが、讃岐出身の空海さんが若い時に四国で修行したことや、人里離れた山や洞窟、海岸沿いで修行した人がいたことがもとになっていると私は理解しています。札所について調べていると「別格」とか「奥の院」とか出てきますが、それらも修行の地だったということのよう。だんだんと八十八ケ所という今の形になってきたそうです。昔々は「四国辺地」と呼ばれていて修行のために使われるだけあって、本当に行くことすら厳しい場所にあるところがほとんどです。山の上だったり高い山の上だったり、海のそばだったり。ロープウェイがあるところもありますが、2度と行けないかも・・・と思うような場所もあります。

私の住んでいる町には、22番札所平等寺があり、こちらは山の麓にあるお寺なのでとても参拝しやすい場所です。
護摩祈祷や月に1回日曜礼拝(にちようらいはい)など気軽にお寺にいけるような機会があったり、初会式というお祭りのような行事もやっているお寺で、町のひとに親しまれています。

平等寺参拝

わたしはつい最近まで札所の参拝の仕方も知らなかったので、今回平等寺を参拝しながらざっくり紹介します。

まずは山門

まずは門前で合掌、一礼して境内に入ります。

次に水屋で、左手、右手を清め、左手に水を取り、口をすすぎ、最後に柄杓の柄に水を流します。

そのあと鐘楼堂で2度鐘をつく。

次は本堂

本堂へあがり

納め札をおさめます。

ろうそく(人から「業」を貰ってしまうため、他人のロウソクから火を点けないとされています)線香(ろうそくは1本、線香は三蜜を表す3本あげます)

線香(ろうそくは1本、線香は三蜜を表す3本あげます))

お賽銭、そしてお経を納めます。(般若心経)

山門から平等寺本尊の薬師瑠璃光王如来(やくしるりこうおうにょらい)の薬壺までと繋がる五色の御手綱を手に取り、お薬師さまの名号あるいは御真言を唱えます。

名号:南無薬師瑠璃光王如来

真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか

大師堂へ

次は大師堂に移り、納め札、ろうそく、線香、お賽銭、お経(般若心経)を納めます。

最後は

最後に、納経の証として納経帳に御朱印をいただきます。

受付時間7時〜17時まで。納経料金300円。

 

境内を出る際は山門で合掌一礼をして、参拝終了です。

あれをしてはいけないとかこれをしてあいけないとか、これはこういうきまりだとか作法がいろいろとありそうで難しいなーと思っていたのですが、平等寺の副住職のお話を聞いていると、形にとらわれすぎるのではなく大切のはお参りする心だということのようです。

 

護摩祈祷

平等寺では、護摩行も行われています。

このように護摩木を納めて、

月に3回の護摩行の際に祈祷していただけます。

 

白水の井戸

お大師さんが清らかな水を求めて掘られた井戸から乳白色の甘露水が湧き出でたと伝えられていて、現在でも万病に効くといわれる「弘法の霊水」が湧いています。

食べるお札

おみやげには鳴門金時が使用された食べるお札もあります!

宿泊できるお寺

こちらの平等寺では、朝のお務めや瞑想体験、茶話会、阿字観、寺ヨガ、精進料理の会などイベントもたくさん行われていますし、宿泊もできます。
行事の日程をチェックして、泊まって楽しむのもオススメです!

住所:〒779-1510徳島県阿南市新野町秋山177

電話:0884−36−3522

平等寺公式ウェブサイト – 四国霊場第二十二番札所