精進料理と料理のベテラン婦人会

 

町内の婦人会のみなさんと精進料理をつくる会を開きました。
毎日家族のために何年もご飯を作り続けてきているお母さん方に、「教室」なんて恐れ多いのですが、
「精進料理を作ってみたい!」とリクエストをいただき、
みんなで一緒に作ってお昼ご飯で食べようということになりました。

参加者は14名。

今日の献立は

・さといも団子のあんかけ
・ほうれん草の和え物2種(胡麻和えと豆腐ソース)
・彩り根菜のきんぴら
・かぶの豆乳スープ
・生姜ご飯

茹でるし潰すし焼くし炒めるし擦りおろすし、すり鉢は3回も使う、、、
婦人会のお母さん方とだからこそ挑戦できる、少し慌ただしいメニュー。
班に分かれて、調理に取り掛かってもらいます。

 

いつも料理教室をするときに、
みんな普段どんなものを作ってるんだろう??
って気になる。
料理はどうやって覚えてる?
レシピは検索する?本から?誰かに習った?
何人分作ってる?毎日3食作ってる?お弁当は?
保存する?おかず何品作る?麺の時はおかずどうする?
家族で一緒に食べる?盛り付けは1人分づつ?

みんなの料理事情が気になるので、作ってるときの会話をよく聞いたりやり方をよくみてしまいます。
料理の仕方って本当に三者三様で、食材を選ぶのから、調味料の使い方(入れるタイミングのくせとか)、
慣れてる切り方、好みの火加減なんかもあるし、調理の進め方もそれぞれ違う。
自分の得意なやり方だけではなくそれぞれの家庭で求められている料理の仕方が表れていたり。
いろんな人の料理の姿がみられるのがとても楽しい。
特にお母さん方のは、経歴が長いので勉強になります。

すり鉢も使ってもらいました!
「もう普段全然つかわんー!」と言いながら、やっぱり上手!

さすがとしか言いようがないのですが、完成は見事にお昼前!

グループによって、盛り付け方もさまざまなのもすてき。
このレシピをこういう風に思ってくれたんだなってなんか思う。

みんなで一緒にいただきました。
感想を言ってくれたり、質問をしてくれたりして、
その場で作った人の反応と食べた人の反応を知れて貴重な時間でした。
「帰っておとうさんにも作ってあげよう」
って言ってくれてたのが、ほっとした一言。
普段作っているようなものだと物足りないだろうし、かと言ってかけ離れていてはまたやってみようと思えないかもしれない。
いつも気に入ってもらえたかなってドキドキするポイントです。

とても健康的で、しっかり食べられると感じてもらえた方も多かった!

精進料理は、その調理法や概念が好まれることもあれば、健康食として興味を持ってもらえることも多いです。
「だしは昆布しか使ってないけど、こんなにしっかりした味になるんね」
「低カロリーなのに、こんなに食べられるなんて」
という感想は、思っていた以上にもらいました。
私の個人的な好みで、調理法にとても重点を置いていましたが(丁寧に扱うとか、手間を惜しまないとか)
それはお母さんたちにはもう本当に当たり前のこと。
「今までは大家族にたっくさん作っていたけど、今は少しの量で良くて、
家族の健康を維持できるような献立でおいしく作りたい」だそう。

やっぱり、いろんな人と精進料理を作ってみるのはたのしい。
またやりたいです!