胡麻豆腐をつくる 暮らしのなかの精進料理ランチ会@あおとくる

 

あおとくるで胡麻豆腐を作りました。

精進料理では、歴史の古いおもてなし料理です。

お寺のたくさんあるところのお土産にもなっていたり、スーパーでも見かけるので食べたことがある方はたくさんいるのではないでしょうか。
レシピもたくさんあります。

今回挑戦したのは、胡麻と葛のみで作るレシピ。
すり鉢を使って胡麻を油がじんわりでてくるまでじっくりと擦り続けます。
胡麻のみで味付けするので、決め手は胡麻の擦り具合。
しっかりと擦れていないと、胡麻の風味が全く感じられません。

 

まずは精進料理についてお話し

(あおとくるでは古本屋さんも始まって、入り口の土間のところに本棚ができててめっちゃすてき。会場に集まってしばらくみんなで本棚見てた。)

 

さぁ、擦ります!

 

最初は、すり棒でざくざく上から小刻みに押すような感じで胡麻を潰して

ごりごり回していきます。

全身の力を抜いて、棒と鉢と胡麻に集中です。

胡麻豆腐を作るために胡麻を擦るときの楽しみと言ったら胡麻のにおいが変化していくのをかんじられるところです。
はじめは、ごまのそのまんまのにおい。
次に、すこし香りが強くなったなという感じ。すりごまの封を開けたときのような。
そのあとだんだんと香ばしさが出てきて、それを過ぎるとすこし甘みのあるにおいに。

 

胡麻はしっかりと油が出てくるまで擦ります。
甘みのある香りになって、胡麻がしっとりとしてきてからさらにさらに擦り続ける。
このあたりが1番踏ん張りどころかもしれない。
ここで頑張ったら、胡麻からじわっと油が出てきます。(写真撮りそびれてました・・・)

 

そこまでできたら、水で溶いていきます。

 

しっかりと溶いたら今度は布巾で絞り、胡麻汁と胡麻の絞りカスを分けて、
葛を溶いて火にかけます。

 

葛が入ったら真剣勝負!
鍋につきっきりで、しっかりと混ぜ続けます。

固まりだしてくると、力がいるのでだんだんと心が折れそうになりますが、
くじけずに混ぜ続けます!
この時のがんばりは仕上がりにとても響きます。
温度を均等に行き渡らせること、時間がかかりすぎると粘りが抜けてしまうので手早く仕上げることが重要。
おいしくて美しい胡麻豆腐のためには一瞬たりとも気を抜けません。

しっかりと混ざって、胡麻汁が離れたがらないような状態になったら(混ぜるのに必死で写真撮り忘れました)
流し函に入れて、冷蔵庫には入れずに放置して常温で冷まし固まるのを待ちます。

生姜じょうゆでいただきます!

この日は他にも

・炒り豆腐ご飯
・ゴーヤの味噌炒め
・切干大根の信田巻き

も作りました!

オーソドックスな精進料理を知ってもらう回でした。

お子様連れで参加してもらえたり、前にも参加してくれた方に来てもらえたり、
初めて精進料理を作る方の話も聞けるし、私にとってはとても楽しい会でした。

なによりみんなで胡麻を擦るのってたのしい。
1人で擦るときは没頭できて瞑想のようだったり、ゆっくりと料理できるような丁寧に過ごす時間であったりするので好きですが、いろんな人と一緒に胡麻に向き合うのも、それぞれの意見が聞けるし、胡麻の擦り方の研究もできて、新しい発見もあったなー。

だいぶ涼しくなって来たので、胡麻豆腐つくるのにとてもいい季節です。
興味があったらぜひ声かけてくださいね!