精進料理

神山野菜でつくる精進料理の会inmojahouse#6<わたしとうなぎと田舎暮らし>

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2年ほど前、まだ私が新野町に戻ってきたばかりのころ「今からうなぎ取りに行くけど、行く??」と誘われ着の身着のまま夜の川に入ったことがある。それが私の人生で初めての川遊び。梅雨があけて、ぐんと暑くなりはじめるとうなぎが獲れるようになるらしい。

うなぎを獲るのは仕掛けや釣りでのイメージだったが、モリでつくスタイル。夜の川を上流から歩いたり泳いだりしながら、くまなくうなぎの隠れていそうなところを探す。きれいな川なのでライトを照らすとオヤニラミやエビが見えた。その日は月がとても明るくて、夜でもそんなにおそろしさも感じずにただただ静かな川を堪能できた。
私はうなぎを獲ることはできなかったけど、田舎で暮らしていると突然川に入ることになるんだなと驚きとわくわくで、

あぁーわたし田舎暮らししてる!!

と実感したのを覚えている。
それから土用が近づいてくると、川に入る時期だなーと思うようにもなった。
まだ私にはうなぎを捕まえるスキルはないけど・・・。天然のうなぎはほんとうにおいしい。

うなぎを自ら手に入れられなくても

でも、私はうなぎが獲れなくても「うなぎもどき」で土用の丑の日を迎えることができる!!!
7月に開催した第6回神山野菜でつくる精進料理の会in mojahouseでは土用にちなんで「うなぎもどき」に挑戦。

肉や魚を使わない精進料理では、それに似せて作る「もどき料理」がさまざまにある。
うなぎもどきやがんもどきのように「もどき」と名前につくものもあれば、こんにゃくの天ぷらや胡麻豆腐のように食べてみて「あ、これはあのような食感だな」と思わせるものもある。豆腐をすり鉢で擦って作るうなぎもどきは精進料理の定番とも言える。

まず豆腐をしっかり水切りしてすり鉢でする。

もったりしてきたらすりおろした長芋を入れてさらに擦る。だんだんと重くなって力仕事に。

うなぎもどきの決め手、ごぼうは繊維を残すようにすりおろしておき

加えたらさらに混ぜる。
写真ではあまり変化は見られませんが、とっても重くなっててすり鉢をしっかり支えていないと擂り粉木棒が回せなくなるほど。

しっかり混ざったら

うなぎに見えるように成型していく。
この作業が思ったよりもみんなが楽しんでくれていて、とっても集中して取り掛かっていた。

油で揚げて完成!

自分では獲れなくても自分でつくれる!

・うなぎもどき
・うなぎもどきもどき
・きゅうりとコリンキーの甘酒漬け
・夏野菜の甘酒煮
・じゃがいもといんげんの味噌炒め
・おすまし

おいしかった。
蒲焼きのたれを作って、山椒もまぶしたらもううなぎ!

「おいしいたのしい」を体験できるmojahouseでの精進料理は、「感謝して和気藹々といただく」ことを大切にしている普茶料理のスタイルで行っている。もどき料理も、食べるときにはみんなで「これは、あれに見えるね」や「これなんだと思う?」と楽しみましょうと教わった。
今回はいかにうなぎに見えるかなんて話ししながら作って、食べるときにも「うなぎだ!」「これが入ってるところが重要だね」と会話が盛り上がっていつにも増して和気藹々とした会になった。

 

 

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