地域おこし

ベテランお母さま方にお世話になる日々と精進料理教室

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婦人会というのはみなさんの地域にもありますか?
新野町には新野婦人会というものがあって、地域おこし協力隊として新野町へきた時から受け入れ団体とは別にとてもお世話になっています。

交流の場だった婦人会

新野婦人会は昭和の頃からずっと続いていて昔は料理教室だけではなく、手芸、体育祭なども行われていたんだとか。新野町外からお嫁に来て知り合いもなにもいない状態だったから、婦人会は町内の人と関われたり、お友達ができるような貴重な機会だったそうです。メンバーもたくさんいて、新野町内だけでも地区ごとに分けられるくらい(今は町内で1つにまとめられています)。今全部でだいたい30〜40人くらいだから、地区ごとにあったというと5.6倍以上はいたんだろうなぁと想像できます。体育祭というのもバレーボール大会を町内で開催したというから驚き。今は小学校でもクラスに10数名で、これまでみたいに少年サッカーや少年野球ができるほど子どもがいないと言われているのに、昔はご婦人だけでバレーボール大会が開催されていたなんて。
「昔はよおけおったんやけどなー(たくさんいたんだけどな)」と言われるのもわかります。

精進料理を作ってみんなで食べる

そんな新野町のだいたい60〜70代、80代の方もいるくらいの元気なお母さんたちが集まった婦人会で、精進料理教室を行いました。まだまだ働いている方もいるし、農業もやってるし、お孫さんの面倒をみていたりとお忙しそうななか参加してくれました。

この日のメニューは
・筍とお麩の煮物
・飛龍頭
・春キャベツと切り干し大根の甘夏ドレッシング和え
・わかめのおすまし
・人参ご飯

何十年も毎日家族のためにご飯を作り続けて来た大ベテランのお母さま方が、いつもは気さくに名前を呼んで声かけてくれるのに、この時は「先生」と呼んでくださるので毎回緊張します。嬉しかったのは、「前回のレシピを今の季節のものでやってみたよ」と教えてくれたこと。料理のレシピはだいたいそういう風に作られているものなんだとは思いますが、精進料理では特に意識して、このレシピはその時の旬のものでアレンジできますとお話ししていました。それを覚えてくれてて、自分の畑で採れるものが変わった時に試してみてくれたんだそうです。ご自身で育てたもので料理されているから、そもそも旬のものを食べているんだろうなと思うと、なんて素敵な暮らしなんだろうと憧れます(わたし、トマトも育てられないので・・・)。

お母さまたちは調理なんてお手の物で余裕があるので、こないだ生姜漬け作ったら美味しかったとか今はほうれん草がよく採れるよとか、話してくれるので、「先生」なんて呼んでいただいている私の方が教わることが多いです。まさに情報交換、交流の場。

住んでいる町を大切にする姿

今でも婦人会では敬老会を開催したり資源回収、炊き出し訓練、お接待など奉仕活動を活発に行われています。
子どもや若い人の数が減ったとか店が少なくなったとか、さびしい方に目がいきがちですが、自分たちが住んでいる町のために変わらず活動されていることもたくさんある。
もしわたしが地域おこし協力隊にはならずにいたら、自分の生まれ育った町のそういうところに気づけずにいただろうな。たとえば、ただ単にUターンしただけではわからなかったかもしれない。阿南市に地域おこし協力隊として着任してから、気にかけてくださっている新野婦人会のみなさんには本当に助けられています。

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