はじめてのおへんろ②(歩くのだいすき、どんどん行こう!)

2017年5月31日

いよいよ初めてのお遍路。今回は、阿南市を通るお遍路道20番札所から22番札所までを歩きます。鶴林寺(20番札所)から平等寺(22番札所)までは、約20km。山を3つ越えます。

案内をしてくれる岩本さんからは、鶴林寺のふもと、勝浦の道の駅ひなの里の脇にあるコンビニが最初で最後の食糧調達できる場所であること、鶴林寺を登って降りるまで、自動販売機もないため飲み物も確保しておくこと、かなり厳しい道のりであるため覚悟しておくこと、とお遍路初心者の私たちに心得を教わります。

歩き遍路はもう準備の段階から始まっているのです!

 

とにかく登山できる靴!!

大事な水!(多めに!)

岩本さんから「お接待」の飴!(うれしい!)

 

あとは帽子と長袖、タオル、絆創膏、お昼ごはん。

山を3つ越える覚悟を決めて、いざ初お遍路です!!

 

 

私たちが今回歩くのは、鶴林寺から平等寺。

ところが鶴林寺は山の上にあります。まず1山目、標高570m、山頂までの表参道は「へんろころがし」と呼ばれる急斜面の山道を鶴林寺目指して歩き始めます。

 

 

鶴林寺のある勝浦町は県内有数のみかんの産地。また、町内を渡る大きな川、「勝浦川」では、春になると桜を眺めながら舟下りのできる、勝浦桜まつりも開催されています。標高972.1mの轆轤山や秀麗な山容を誇る四国百名山の中津峰山など、山々に囲まれているので勝浦盆地とも呼ばれているそう。周りを見渡すと、山山山!!

天気も良くて、新緑で青々とした山々、野畑に咲く花の色も鮮やか。

 

花から花へチョウチョも舞って、美しい。自然を肌で感じながら、足を進めます。お遍路、出だしは好調です!

少し汗もかき始めた頃、茅葺屋根の休憩処が。

トイレもあります。

水分補給して、また出発です!

四国遍路では、「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われている阿波の難所の1つ、お鶴こと鶴林寺。「へんろころがし」と呼ばれているこの山道は、お遍路さんを転げ落とすような道、という意味だそうです。

急な斜面に足の裏を思いっきりつけて踏ん張り、でこぼこ道、砂利道、舗装された道、木の丸太を埋めて作られている階段をただひたすら登っていきます。

 

ひ、、、ひぃひぃふぅふぅ、、、

 

もしかしたら気付かれているかもしれません。

そうです。私はすでに最後尾です。

転がされそうです。

でも山の中は木の香りがして春の土は瑞々しくて、景色は美しい!

ここは歩かないと通らない道。歩き遍路ってなんて素敵なんだ!!

まだまだ頑張れます!

すると、

 

弘法大師様がお水を飲んだと言う、水呑大師。岩窟から湧き水があふれています。

ここで掃き掃除をしてくれているおじさんに会いました。

水呑大師も掃除してくれているんですって。山の湧き水をいただいて、再出発!

おじさんから、「頑張って、あと半分くらいだよ」

 

 

え!!!!

あと半分?!!!

 

えーーーーー!!そろそろ着くと思ってたーーーーー!!!

結構歩いたと思ったんですが…

 

鶴林寺まであと半分。。。