おすそ分け

2017年5月25日

田舎で暮らしている人から、「おすそ分け」の話って聞いたことありませんか。

自分の畑で採れた野菜を、お隣さんに「おすそ分け」する、もらう。

東京の賃貸マンションで暮らしていると、お隣はどんな方か知らないこともしばしば。学生の頃は、知らない人はこわくてエレベーターで一緒にならないよう避けたほどです。

そんな生活を送っていたので、おすそ分けの話って聞くけど、仲良い人同士でやるものだろうと思っていました。

ところが、新野町に来たら、近所のおばあちゃんが来たばかりの私に畑で採れた野菜を、おすそ分けしてくれるんです。

グリーンピース

ほうれん草

玉ねぎにんじん!

何にしようかgoogleで検索しようかな、と考えているのもつかの間。おばあちゃんから、すぐにグリーンピースは剥いて豆ごはんにしなさい、とレシピも教えてくれたのでさっそく!

 

当然のことなのかもしれませんが、豆の味が濃くておいしかった。

グリーンピースをくれたおばあちゃんは、私が引っ越してきたときの、ご挨拶で渡したお菓子のお礼をどうしてもしたい、と思ってくれていたんだそう。私は、空港で買ったお菓子。おばあちゃんは自分で作ったもの。なんだか人間力の違いを感じます。

東京にいる頃は何でも買って手に入れていました。人に贈るもの、本や雑誌はもちろん、毎日の着るもの食べるもの、なんでもです。田舎にいても、買うことっていっぱいあるし、当たり前のこと。ただ、このおばあちゃんの姿を見て、自分で作って手に入れる方法もある、ということに気づきました。自分の作ったものを贈ってそれを喜んでもらえるって、幸せだな。私も、ご近所さんや次に引っ越してきた人に、自分で作ったものを贈れるようになりたい。

今までは、お隣とも関わろうとしない生活を送ってきたのに、近所のおばあちゃんの何気ない「おすそ分け」は、考え方をくるっと変えられてしまう素敵なすてきな贈り物でした。