精進料理の会(葵の会)

2018年6月15日

5月30日に平等寺にて精進料理の会を行いました。

 

この平等寺での精進料理の会は、新野町で暮らす2人で食事を作っていますが、

巡っていく季節を感じて、楽しんでもらえるよう心がけています。

 

精進料理は、厳しい決まりごとがたくさんあるイメージではないでしょうか?

日常生活そのままが修行であると説かれた禅宗の中でも、

曹洞宗の道元禅師は特に食事を重要なものとして捉えていました。

作る側にも食べる側にも細かく規則を定めています。

 

例えば、

「お米を研ぐにはまず桶に穴が空いていないか確認し、

水は最小限にし、研ぎながら異物が混じっていないかよく見て、

とぎ汁も無駄に捨てずに洗い物などに使いなさい。」とか、

「良い材料がないと言って手を抜いたり、

良い材料だからと言って張り切ったりしてはいけない。

たとえ道端の草しかなくても、工夫をして心を込めて調理しなさい。」

なんていう風に、細かく決められています。

 

ついつい、たくさんの人がきてくれるから良いところ見せようと

いろんな食材を買ってしまいたくなるのですが、

必要以上に買って余らせるのではもったいないし、

いくら旬の野菜を大切に扱うとは言っても、

それでは精進料理とは言いにくい。

 

そんなわけで、旬の野菜のおいしそうなものを選んで、

食べる人数分を手に入れられて、無理に色んなものを買おうとせずに

その時にあるものの範囲内で出来るレシピを

2人で相談しながら決めて、

さらに、その日の気候に合わせて、組み合わせや味付けの加減も考慮します。

特に私の友人は、自然農法で畑もやっていて、野菜にとっても詳しいので

そろそろあの野菜がとれる頃だよ、とか

私の庭にあれがあるから使おう!なんて言ってくれます。

この野菜がまたほんとうにおいしい。

 

私はこの段階が楽しくて、

いざ食材を探しに行ったら思っていたレシピが全く不可能なものだったり、

美味しそうな野菜が全然なかったり、

知らない野菜に出会うこともあって、想像通りに行った試しがない。

食材がないからといって、道端にある草を出すつもりはありませんが、

どんなものだったとしても、おいしく食べてもらえるよう2人で工夫を凝らす作業が、

この精進料理の会の1番精進しているところじゃないかなとも思っています。

しかも、それぞれの得意分野を生かしたアイディアが出せて、

自分1人で考えるよりも、ずっと良いレシピになります。

私は、うわーーそれ良いわーー美味しそうだわーーー!っていつも言ってる。笑

 

そんな風にして、いつも精進料理の会をむかえています。

葵の会では、

 

ご飯から右回りに

・ズッキーニの塩炒め たけのこ山椒味噌のせ

・小松菜のおひたし、2種の豆腐ソースがけ

・なすとトウモロコシの寒天寄せ

・新じゃがと空豆の豆乳マッシュ

大きいお皿のものは、上から右回りに

・キュウリのゴマ炒め

・切干大根の生春巻き

・押し寿司

写真がないのですが、長芋とえのきの梅和えのおすましでした。

ちょうど梅雨に入ったばかりの頃で、

ジメジメしていて、まだ暑さには慣れない体がすっとするような組み合わせにしました。

おいしかった。

おいしいのは野菜のおかげ、美しいのも野菜のおかげなんですって!

 

次回は7月7日土曜日11:30~です。

お申し込みはこちらからお願いします!↓↓↓

精進料理の会 7月7日(土) 蓮始開(はすはじめてひらく)の会